
哲学で本質を探る

哲学で本質を探る
真理
→ 誰も証明することも否定することもできないこと原理
→「なぜ、そうなのか」を仕組みや構造を「概念」を使って提示した、みんなが了解できるキーワード
〜例〜
宗教と「真理」
世界説明の方法として宗教は「物語」を使います。世界はどういうものか、人はどう生きるべきか、苦しみや死に対しての意味を経典や教祖が教えてくれます。
その「真理」を「みちしるべ」として、人は勇気を持って生きていくことができます。
その力強さの反面、それぞれの宗教によって「正しさ」が違うので、共同体の枠組みを出ることができません。また信念対立によって、争いを起こすことがあります。
哲学と「原理」
哲学は世界説明の方法として「概念」と「原理」を使います。「なぜ人はそう信じるのか?」「その考えはどんな前提から生まれているのか?」「他の見方はあり得るのか?」と「そもそも」を問い続けます。 哲学が扱うものは内容そのものではなく、構造や条件を概念で説明し、誰もが了解ができる普遍的な「原理」を提示します。これは常に検証され、書き換えられ、磨かれ続けます。普遍的な原理は民族や宗教を超えて広がっていきます。
反証可能性(はんしょうかのうせい)とはカール・ポパーが提唱した考えです。ポパーは20世紀を代表する哲学者で、科学哲学・政治哲学に大きな影響を与えた人です。
反証可能性とは、「それが間違っていると確かめられる可能性があるかどうか」という考え方です。
ポパーは、間違う可能性をきちんと受け入れている考えこそが、科学だと言いました。 哲学も同様に「絶対に正しい」と言い切るものではなく、「間違っていたら直す」ことで前に進んでいくのです。この姿勢が、学びや考える力を強くします。